宇奈月ブログ

人生の旅人

公園と遊歩道の雑記事

3月も中半分が過ぎて、春の訪れを告げる
啓蟄」が過ぎました。
ふらりと自転車で散策しながら
目視すれば、

多くの公園には大小の桜の木が
植わっていているところも多く、
これからの樹木を愛でる楽しみが
増えてきました。

近くの街中にある私の近くの公園では、
桜が、つぼみの状態からほんの少し
まだ小さな花弁のような花芽ですが、
枝全体にはまんべんなく付きはじめて
います。

人を集める宿命を負っている桜は今も、
無も名もない花たちに交じって
公園で競い合っています。

そしてその先にはどんな人たちでも
楽しんでもらうために自分も輝き
、自らを演出者としてふるまっています。

私たちはこの願いに沿うべくして
4月の第2週のどこかで、桜の宴を
することに決めました。

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一方では、
自分のよく行く遊歩道は、4月に入り
気候がもっと和らいで安定してくると、
気分の変化に敏感な人々は、
自然と動き始めます。

緩やかに流れる水流。
ところどころ有る小さな堰。
小川の中におかれた石群。
小さな花たち。
ときおり来る小鳥。
ときおり通る人影。

歩道橋にも道すがら、
いつも運動を日課にしている人に交じって
手入れの行き届いた遊歩道を歩く人々
が重なり、うまく調和しながら
賑わっていくのです。

遊歩道と平行に流れる小川は、時折水が
枯れるときが有りますが、緩やかに
流れていて、

最近ではアメンボウなどが、遊び戯れてて、
たちどまりそのまま時間が過ぎる自分が

そこにいるのを忘れるくらいに
穏やかな気分になります。

公園からは少し離れた電車の音が、時折、
聞こえてくるのは、小さく気になりません。

むしろ、規則的に、響く音が自然に
溶け込んでいます。

遊歩道の環境は、地域の自然と小都会が
調和している素晴らしい、自分にとっては
又、寺社とは違った憩いの場所です。


そして、その時がすぐそばまで来ています。




ありがとうございました。



完。