宇奈月ブログ

人生の旅人

秋田民謡と福田こうへいさん

こんばんは。


福田こうへい さんを視聴しました。

民謡の
秋田船方節 を歌っていました。

  ●〽 秋田船方節  ●〽

歌手:福田こうへい
作詞、作曲:秋田民謡

(ハア ヤッショヤッショ)
ハアー(ヤッショヤッショ)
三十五反の(ハアヤッショヤッショ)

帆を巻き上げて(ハアヤッショヤッショ)

鳥も通わぬ沖走る

その時時化に おうたなら(ハアヤッショヤッショ)

網もいかりも 手につかぬ
今度船乗り やめよかと(ハアヤッショヤッショ)

とは言うものの 港入り

上りて あの娘の顔見れば(ハアヤッショヤッショ)
辛い船乗り 一生末代

孫子の代まで やめられぬ(ハアヤッショヤッショ)

(了)

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一言でいえば、ほれぼれするに声歌。
民謡を歌うために、生まれたような感じ。

透き通るような高音声。
はるかなホールの壁を突き抜けしそうな声質。
素晴らしい粋なこぶし。
息継ぎの良さ。

何回もききました。
当代 民謡での一人者です。
さらに多くの民謡だけでなく、演歌も
歌ってください。

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いっぱんに、現代の民謡は
どうして広まったのでしょうか。

秋田県は、
日本でも有数な民謡の宝庫として
知られています。秋田に限らず

民謡は、古代から民衆の生活を中心に、
楽しさ、怒り、悲しみを取り入れて
生活に密着した歌が多数でした。

そして、その土地ごとの方言で
歌われていました。そのため、日本全国には
爆発的な広がりが少なかったのです。
方言の言葉の壁からくる判らなさからに
よるものでした。

それは時代とともに交通機関の発達や
ひとの往来が活発となるにつれて

大正以降は歌の内容は、さらに技法が
加わって、「作詞」「作曲」が取り入れて、

さらに言葉の標準化が加割って「新民謡」が
作られると民謡が次第に職業となっていきました。

新民謡の歌われたジャンルは多く、
柳田国男さんは、10の分野で分けることを
奨励されています。


ありがとうございました。
おやすみなさい。

完。