研ぎ澄まされた高音域を提げて
数々のヒット曲の歌謡曲を世に送り出した
こうへいさんの専門の歌は民謡です。
その高音域の音の伸びと澄んだ音質は、
他の追従を許しません。
そして独特のあの節回し、こうへい節は
民謡でいかんなく発揮しています。
今回の民謡
福島県民謡は特に出だしに高音域の音色が
使われていて、彼の声はその雰囲気を
発揮しています。ています。
●〽 相馬盆唄●〽
(ハアヨ―イヨ―イトナ)
(ハア―イヨ―今年ゃ豊年だよ
(ハアーコーリャコリャ)
穂に穂がさいてヨー(コラショー)
ハアー道の小草にも
ヤレサー米がなるヨー
(ハアヨーイヨ―イヨ―イトナ)
ハアーイヨ―そろたそろたヨ
(ハアーコーリャコリャ)
踊子がそろたヨ―(コラショー)
ハアー秋の出穂より
ヤレサーよくそろたヨ―
(ハアヨーイヨ―イヨ―イトナ)
ハーイヨー踊り疲れて
(ハアーコーリャコリャ)
寝てみたもののヨー(コラショー)
ハアー遠音ばやしで
ヤレサ―寝つかれぬヨー
(ハアヨーイヨ―イヨ―イトナ)
(了)
民謡としては、囃子唄としては最高の出来。
楽しい唄ですね。
囃子に引き込まれるからして
しんみりした唄から重厚な唄まですべて
聞きたくなります。
ありがとうございました。
完。