宇奈月ブログ

人生の旅人

遊歩道巡りの自然と感動

久しぶりに駅前の商店に買い物
に出かけた小雨交じりの日の
出来ごとだった。

用事が終わり、帰ろうかろうかと
思うものに、足は、無意識に
遊歩道に行こうと向かっていた。

「気が変わった」と言うことだろう。

私がよく訪れる遊歩道の南端から
2kmほど手前の位置に当たる。

空一面がうす灰色のキャンパス状
になっている。

ポツリポツリの雨が、自転車の
こぐ足首に柔らかな雨粒打つ。

空はあいにくポツリと小雨まじり。
散策するには適さない小雨。


久しぶりの歩道橋、天気が良ければ
な~。
溜息をつきながらも、すでにこの時は、
家に帰る気持ちは消え失せていた。

駅の近くから自転車を操りながら、南に
向いて走る。

ほんの一分で、メイン国道の信号に
当たる。

東西に走るメイン国道を北から南に
切断するように渡ると、小さな歩行者
用小径が、両側を駐車場に挟まれて、
遊歩道に向かって伸びている。

この小径を自転車を押して歩き切った。
久しぶりに見る光景を期待して辺りを
見渡すと、川邊の風景は、今まで
見たことの無い風景がそこにあった。

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遊歩道には小水路が対となっている
遊歩道は小灌木、花、でおおわれていて、
贅沢を言わなければ、十分鑑賞できる
風景があった。


川の水が引いて、水面の水草が浮き出て
円にまとまり何処かの庭園と見まがう景色は、
また趣があった。

今を盛りのつつじか、対比する緑の葉々
の鮮やかさで一段と映え、そのピンクの
鮮やかさが心を打つ。


別の方向にある純白の「こでまり」は
この雨の日でも、初々しい佇まいを
さりげなく演じている。
素敵と思わせるのは「こて毬」の純白の
粒が整然としている様がそう演じている
からなのだろうか。

川辺の風景が、水が満たされているときは
みられない風景を今回は、偶然にも見た事は
時期が過ぎると、2度とないだろうと思い
出会ったことに大いに 満足した。

私の良く訪れる季節の初夏には
まだ時間はあるが、

川辺に咲く花が美しいのを、頭は
覚えていて、自然にその方向に
体が向かう。



ありがとうございます。



完。