宇奈月ブログ

人生の旅人

雪の渡り鳥(三波春夫)を歌う福田こうへいさん。

久しぶりに、歌かいの友人から、電話があった。
この方は、俳句を長くやっていて、歌会のメンバーで
異色の方である。

一度読んだら、といただいた。

歯の定期的な治療のついでに持ってきてくれました。



かいせつも入っていて読み応えのある本でした。

春の句、面白そう。


*****

今日もこうへい節を聴きました。

●〽 雪の渡り鳥 ●〽


歌手:三波春夫
福田こうへい(カバー)
作詞:清水みのる
作曲:陸奥

一番〽
合羽からげて 三度笠
どこを塒(ねぐら)の 渡り鳥
愚痴じゃないけど この俺にゃ
帰る瀬もない
伊豆の下田の 灯が恋し

二番〽
意地に生きるが  男だと
胸にきかせて 旅ぐらし
三月三年 今もなお
思いきれずに 
に凝る未練が 泣いている


三番〽
払い除(の)けても 降りかかる
なにを恨の 雪しぐれ
俺も鯉名の 銀平さ
抜くか長脇差(ながどす)
抜けば白刃に 血の吹雪

(終)

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歌のリズムには57調、75調 が多くみられます。
この歌は、粋な、7,5調のリズムで示されています。

その調子が、初めの7語句で状態をたたみかけ
後の5句で納める。そんな様に感じます。

荒城の月」は
7,5調の代表各デスね。

こうへいさんテンポよく、リズムに乗って
歌い切りました。

彼にしてみれば、中高音域は、歌いやすかった
のでしょうか。

伸び、響き、そして小節が、いい。



この歌は浪曲師であった三波春夫さんの名曲です。


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浪曲師、三波春夫さんの 躍如たる歌。
勇ましく、重厚感があり(年のせい?)、
滑らかに聞こえます。



ありがとうございました。
では
おやすみなさい。


完。