宇奈月ブログ

人生の旅人

7月19日の三波春夫さん

電話が鳴る。受話器を取る。

「近くの工務店です。外装の見本の
家になって頂くお家を探しています。

こんな話は今までに2度3度ではなく、
度々かかってきていました。

丁重にお断りしました。

そうした中、
電話での声が非常によく透る声で滑らか
だったし、歌手の誰かの声に似ていたので
「7月10日生まれの歌手」を
探してみると、
そこで三波春夫さんが
載っていました。


さて、
波春夫さんは
新潟県長岡市(旧:三島郡津嘉山市)で
1923年7月19日生まれました。

昭和黄金期を代表する歌手の一人です。
本名は、北詰文司(きたずめぶんじ)
と言います。

彼のキャッチフレーズで、
「お客様は神様です」は知らない人は
ないくらい有名ですし、精神的な良い
重みもあります。

余りにも、有名で浪曲、歌謡曲、演歌、
に、長けておられるほか、


俳句にも、「北桃子」の雅号で積極的に
会報にも投稿されていました。

都内で大雪になったときに、彼の故郷を
雪に見たてて、


「故郷を見せてやろうと窓の雪」
「逝く空に桜の花があればよし」

と詠んでいます。

●〽 雪の渡り鳥 ●〽


歌手:三波春夫
作詞:清水みのる
作曲:陸奥

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一番〽
合羽からげて 三度笠
どこを塒(ねぐら)の 渡り鳥
愚痴じゃないけど この俺にゃ
帰る瀬もない
伊豆の下田の 灯が恋し

二番〽
意地に生きるが  男だと
胸にきかせて 旅ぐらし
三月三年 今もなお
思いきれずに 
に凝る未練が 泣いている


三番〽
払い除(の)けても 降りかかる
なにを恨の 雪しぐれ
俺も鯉名の 銀平さ
抜くか長脇差(ながどす)
抜けば白刃に 血の吹雪

(終)


浪曲師、三波春夫さんの 
勇ましく、重厚感があり、
滑らかに聞こえます。
日本人には心地よいリズムの
7、5調リズムが小気味よいです。

荒城の月 、古城は
7,5調の代表各のですね。


福田こうへいさんも歌います。
www.youtube.com




ありがとうございました。



完。