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建物は、一般には、柱と梁が接合した
状態が左右、前後、上下に組み
合わされて構成された構造物と
言えます。
では、その構造物を揺らしても、
崩れないようにするには、
どうすればよいでしょうか。
すでに皆さんもお気づきだと
思いますが、
①は「梁と柱の接合部分」を
できるだけ丈夫に(一体に)
作る工法のことです。
地震などの横力をこの接合部
で抵抗させようの工法です。
(もちろん部材の央部もです。)
※この丈夫にすることを、建築
では「剛接合」と言います。
もう一つは、
②、柱、梁には、柱と梁で
構成されたロ型の構造体を
崩れないように
「筋交(カイ)」や耐力壁
(体力を負担する壁)を
入れる工法のことです。
筋交は、襷かけ、片流れ
の方向が有ります。
地震などの横力をこの筋交で
抵抗させようとする工法です。
※この時の接合部は横力を
負担しません。
建築では「ピン接合」と
言います。
そして
建物を丈夫にするには
この①、⓶の方法が
一般的です。
①の工法は、一般に
「ラーメン構造」
(食べ物の名まえと
同じ(笑))と言います。
鉄筋コンクリート、鉄骨造が
主にこの工法が主流です。
②の工法は、木造が
用いられているが、鉄骨も
利用されています。
木造は、この②の工法で
建てられます。
更に続きます。
次回から木造に関して出来るだけ
専門語は使わず、わかりやすく
書けたらと思います。
ありがとうございました。
続。