宇奈月ブログ

人生の旅人

鰻の「かば焼き」に良報近し。


いらすとやヨリ
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日本には春、夏、秋、冬の
4季が有ります。

草花では
そして春は桜
   夏はひまわり
   秋は紅葉
冬はポインセチア

日本の人々の象徴となっています。
中には縁起物も有ります。

魚の世界では
春はさわら、サヨリメバル
夏はタチウオ、トビウオ、
秋はカマスシイラ
冬はブリ

そんな中、他にも、縁起物として
重宝な魚がいます。

土曜の丑の日には「うなぎ」が
「かば焼き」として重宝がられて
います。

最近はそのウナギの稚魚が激減して
1980年代と比較して1/10以下の漁獲量
になってしまいました。

そこで養殖という技法で庶民の台所を
救おうとして、日夜研究が行われました。

2010年には、水産研究・教育機構
では世界で初めて、たまごと育てた
その成魚からその卵(2代目)と
精子を使い、ふ化を成功させました。


また、
クロマグロ真鯛をふ化させる技術を
さらに広げる研究をしていた近畿大学
では、その時期から13年後の2023年
10月26日に人工ふ化に成功したと
発表していました。
27日までの時点では600匹の稚魚
(孵化後間もない稚魚)が生きて
泳いでいるとしています。

ただ、商業化するにはどうしても
「うなぎ」の養殖に掛かるコストは
考えなければならない事であります。

試算によれば、人口稚魚を育てる
のには20年度の値段は一匹3026円。

これも、4年前(16年)の27,750円
からは相当下がりましたが天然稚魚の
市場取引は800~1600円であり
まだ相当の開きが有ります。

政府では(水産庁)では、天然資源の
枯渇を補うまたは防ぐうえでも、
50年までには養殖魚の人工化を100%
にしたいと目標を掲げています。

うなぎの高級魚が人工でも比較的簡単に
口にできる時代が数そこに来てる予感が
します。けすで今600匹の稚魚が泳いで
いるのを思い浮かべると、ごく近い時期には
手軽に口にできそうに思えます。
(毎夕23/10/27参考)


頑張りを期待します。




ありがとうございました。


完。