穏やかな朝の光。
秋が深くなるにしたがって
夏の様には荒らしさはないが、
涼しさが加わって、背中に感ずる温度は
柔らかく優しくなっていくように感ずる。
そして、冬ではないけれど、日は
畑を眺める背中に温かみを残していく。
突然、小さな、羽に斑点のある蝶が
せわしなく飛び回りながら近ずいて、
私を避けながら畑の中で舞い続けていた。
そしてしばらくして、もう一匹の蝶が
舞いながら入って来て、
おなじ二匹は当然ツガイかもしれないと
勝手に想像したり、その蝶の乱舞を
見てリラックッスしている自分が
そこにいた。
一句:
つがいかな舞激しけりルリシジミ
(自作)
右上、左下に蝶2匹
ありがとうございました。
完。