宇奈月ブログ

人生の旅人

ロックバンド、スコーピオン と荒城の月。

何時のことだったか、

3年前の11月2日だったように思う。

深夜、何気なしに ミニコンポのラジオ
FM80.2 
のスイッチを入れた。

何か演奏をしていた。
気まぐれだった。ポチと無意識にと言うか、
ラジオからは、
映画音楽の特集番組らしく
ナレーターの軽妙なトークが流れ、
FM参加者のリクエスト曲をえらんでは、
リスナーに伝える番組をやっていた。

そしてあるリスナーの求めで

「ドイツ出身のロックバンド、

スコーピオン」

をリクエストる事だった。

私はバンド名は知らなかったが、

曲が演奏され始めましたーーー。

滝廉太郎の「荒城の月」
だった。

この時のわたしは、その場で聞き入り
ました。


「荒城の月」は好きな曲の中の1曲です。

ビルマの竪琴」の劇の中で、隊を出て
いった水島上等兵が日本の小隊に帰りを
期待して仲間が歌うシーンを思い浮かた。

その劇中歌がこの「荒城の月」「埴生の宿」
が歌われているが、、私は「荒城の月」に強く
感動した記憶があった。

こんないきさつがあり
気に入った曲の一つだったのである。

www.youtube.com


バンドのアレンジした曲には全く
違和感がなく、

すんなりと耳になじんでいった。

スコーピオンメンバーたちは
バンドの来日がきまると

遠いドイツで、どうしたら
日本の喜んでもらえるかを考えて
わざわざ日本曲をアルバムにこの曲を
組み込んだと言う。

しかも日本曲を組み込むにあたり
日本人はどんな曲が一番好きなのかを
日本国まで問い合わせたという。

日本人特有の心情を表す曲を選んで
アルバムに組み込んで、演奏した
その「おもてなし」だったことを
ナレーターから聞いたとき

恥ずかしなが胸か強く揺さぶられる
様であった。
彼ら異国の人に日本人と同じ
心の原点があったことに強く
感動したのである。


お付き合い有難うございました。



完。