宇奈月ブログ

人生の旅人

日本の歌謡曲に寄り添った「サム・テーラー」

久しぶりにジャズを聞いた。

ふと考えるのだが、巷では、
歌謡ショウを見に行こうと言う人は
いるが、ジャズのステージを聞きに
行こうというのをあまり聞かない。

しかし今、静かなジャズの人気が
高まりつつあると言いう。

ジャズ界の世界的な演奏者
カマシ・ワシントン氏がアルバムの中で
「The Epic」ではその力を発揮している。

大いに活躍しているのは、ジャズフアン
にとってもうれしいことであろう。

サックス演奏者はクルーの中には評価の
重要な位置にいて、この出来具合で、
パーティーの評価が左右されると
言われている。

ジャズ界の過去にも重要な位置をキープして
日本に来日したりして、日本の歌を演奏して
なじみが深い人がいる。

そんなアーチストに
サックス奏者がいる。

サム・テーラーである

生涯を音楽活動にささげ、
1916年7月12日~1990年10月5日
までの生涯を74歳で全うした。

1950年代には有名なアーティストが雨上がりの
植物のように輩出されていった。顔を上げると
フランクシナトラなどがいた。シナトラが活躍
し始める頃に、ようやく歌手の独り立ちが、
一般に認められるようになった。

それまでの歌手はどちらかと言えば、
大きなバンドの一員として、グループで
の活躍が主なステージの時代であった。

その中にいて、大いに活躍した人がいた。
サム・テーラである。
あのテナーサックスから出てくる低音。

ゆっくりとしたリズムに乗って、
どこか、けだるくはあるが、ゆったりとした
それでいて力強い力で体が浮かされているような
感覚がある、

その代表的な、1962年4にリリースした
ハレム・ノクターン

彼は日本びいきといってもよいくらい、日本の
歌を理解しているように思える。

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サム・テイラーは、日本での公演で多くの日本の
歌を演奏し、観客たちを感動させました。
以下はその中でも特に有名な曲のいくつかです。

1.「上を向いて歩こう
2.「夜のヒットスタジオ
3.「さよならをするために」
4.「旅立ちの日に
5.「涙そうそう
6. 「港町ブルース


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これらの曲は、サム・テイラーの日本公演で
演奏された中でも特に人気が高く、
多くの観客たちの心を打ちました。

彼は、自分の音楽感性を異国の日本歌を
理解しながら見事に融合させ、独自
な世界観を完成しました。





ありがとうございました。



完。