宇奈月ブログ

人生の旅人

桜と日本人の感受性の特徴に思う事。


今は春。
日本中で「お花見」が行われています。
春のこの花見こそ春に行う日本人の
一大イベントですね。

毎年咲いてくれる桜の花に対する感謝の
気持ちが、遠い祖先から受け継がれた
作法(花見と言う儀式)で続いている
のでしょう。

花を愛でることは、花に対する間接的な
慈しみの感性でないかとおもわれます。

日本人は古来から、物事に対して深い
感性を持ってきました。

まず、先の桜の花見を上げましたとうに、
自然や芸術、文化、日常生活の中にも、
私たちの生活の中から、多くの人々が
感動や美しさを作り出して継続して維持して
育てていくという応用を持ち合わせています。

一方で、日本人は物事を長く大切に扱い、
修繕や手入れを怠らず、丁寧に扱うという
習慣があります。



このような習慣は、物事に対する
尊敬の念や、持続可能な社会を築くための
価値観に基づいていると言えます。

また、日本人は時には寂しい感情を
例えば、演歌、歌謡曲、俳句、短歌、などに
直接の表現が無くても見つけることもあります。
嬉しさ、悲しさ、苦しさ、などを
受けたとに共感を抱いて、その言葉に
寄り添って気持ちを抱き続けたりします。
季節の変化や、友人や家族との
別れなど、人生にはさまざまな別れが
訪れます。
例えば生と死。
、日本人はそのような別れに
対しても、しばしば穏やかな心持ちで
受け止め、その別れから生まれる
新しい出会いや、再会を楽しみに
しています。

ここに人間それぞれが持つ性(さが)
と言う意味深い感覚を持つわけですが、
対極にある場合においても、冷静に
対応できる感覚もちあわせています。

これらの思いは、日本人が「侘び寂び」
と呼ぶ美意識にも表れています。
侘び寂びは、寂しさやさみしさを
美しいと感じる心境や、
自然や物事にある限りあるものの
美しさを愛でる美意識でしょうか。


以上のように、
日本人は物事に深い感性を持ち、
物事を大切に扱う習慣や、さみしさやさびを
受け止める心境を持っています。
これらの思いは、日本文化や
日常生活の中で見られると思うのです。


ありがとうございました。



桜と日本人の感受性の特徴に思う事。

完。