宇奈月ブログ

人生の旅人

自動車修理の帰り道ー2:労いの言葉

opop7976.hatenablog.com

3時頃、車の修理を頼みんだ修理工場から
歩いて帰ると、自宅から少しのところで
自転車を引いて警察官が近くが見えた。

私たちが自宅に近ずきながら見ると、
何かをポストに配っていて、投函しながら
警察官もこちらに近ずいてきた。

ちょうど自宅について、門を開けるとき
其の警官にあった。
会釈をして一枚のカードを手渡しながら、

「個別にパトロール」をしながら回っている
ところです。
名前は、000です。と告げた。

私たちも「ご苦労様です」と声をかけた。

一瞬「お疲れ様です」と言いたかったが
あえて「ご苦労様です」といった。

一瞬、間違ったかな。と思った。

だが、これでいいのだ と思った。

昔はすべて「ご苦労様で(ございま)した」
だったように思う。

お疲れ様はこの40年程前にはほとんど
使わなかった。

・目上の人はから目下の人には(上司から部下
 に対して
 「ご苦労でした」「ご苦労」
 であり
・ 目下の人から目上の人には
 「ご苦労様でした

これで事足りていたように思う。
ほんとに、辛い仕事は、「お疲れ
「お疲れ様」だったように思う。


なぜなら「様」は謙譲の思があり、
他者を敬う意味がある。

「ご苦労様」のほうが、「お疲れ様」
よりも品位があるように思うのだが。


仕事をこなして終わった後、
お疲れ様と言われると

「結構つかれがたまる仕事だった」
ような印象を受けてしまうのである。


ナイナビなどの学生の話し
言葉指導教室では

「ご苦労様」は目上の人から下の
人を労う言葉と指導している
様である。

実は、この「ご苦労様です」は
元は立場の低い人が、高い人に言った
言葉であると「かなて本忠臣蔵
のなかで、主君に家来が言って
いたと書かれています。
(liginc.co.jp による)

つまり今とは逆の使い方を
していたことになる

今の使い方には、少し腑に落ちない
ところがあるのです。

私は出来るだけ
「お疲れ様です」よりも

 「ご苦労です」
 「ご苦労様です」を使い分けて
いきたい。

 長旅などの時は、労いで
「お疲れさま」と言いたいですね。



ありがとうございました。


完。