宇奈月ブログ

人生の旅人

春と歌「早春賦」

2月四日、立春を超えて季節は
とうとう春の扉を開き始めました。

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二月に執り行われる仏事を
終わらせながら、季節の暦をめくり
本格的な春に近づいていきます。

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そして2月十五日は、
あの甘茶で有名なお釈迦様が
お隠れになった日ですね。

この弔い日の涅槃会(ねはんえ)
こそが、信者の本格的な行事です。
信者がお供えした供物(くもつ)を
戴くことで、一年の無病息災を願います。


1、 お釈迦様の誕生は桜の花が満開の頃
4月8日

2、 大乗仏教が主流な日本では、誕生日を
祝して「灌仏会(かんぶつえ」
   「降誕会(こうたんえ)
としてお祭りします。


歌の世界にも春にちなんだ曲がありますが、
良く親しまれている曲に
「早春賦」
があります。

~● 早春賦 ●~

歌手:芹洋子
作詞:吉丸一昌
作曲:中田章

春は名の見の風の寒さや
谷の鶯 歌は思えど
時にあらずと声も立てず
時にあらずと声も立てず

氷溶け去り葦は角ぐむ
さては時ぞと思うあやにく
今日もこのうも雪の空
今日もこのうも雪の空

春と聞かねば知らでありしを
聞けば急かるる胸の思いを
いかにせよとのこの頃か
いかにせよとのこの頃か

(了)

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星の間を流れゆく潺(せせらぎ)の清らかな音
が聞こえてきそうな歌。

長い冬の静 から 春への移り行く様が
浮かびます。

歌に定評のある芹洋子さん

いいですね。
深みのある声でさらに
広がりを感じます。



良い歌はいつまでも歌われます
良い歌はいつまでものこります。
良い歌はいつまでも受け継がれます。
良い歌は親子で受け継ぎます
そして、
良い歌は幸せを感じます。
そして
心に残ります。


あなたの春は何であってほしいですか
何を授かりたいでしょうか。


ありがとうございました。
おやすみなさい。

良い夢を。


完。