宇奈月ブログ

人生の旅人

冬の歌:かあさん夜なべしてーー「かあさんの歌」。

今日も2月としたら気温の高い日でした。
晴れていて、雨でなくてほっとします。
しかし、朝方はやはり冷たさがあり、指先の感覚が
少しだけジンジンします。

何処からか、たぶん布団の日干しの
音かもしれないがパンパンと
断続的に聞こえきます。

その音は澄んで聞こえます。

****

今は、童謡の素朴さ
になぜか惹かれる。
わからないが、興味が沸きます。

遠い遠い日の断片的な記憶が、
行きかう子供を見ると

不完全が母親の在りし日の一部が
ホップアップしてきます。


 ~ ● かあさん ●~

歌手:童謡・唱歌
賠償千恵子(カバー)
作詞:窪田聰
作曲:窪田聰

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(1番〽)

かあさんが
夜なべして
手袋編んでくれた
木枯らし吹いちゃ
冷たかろうて
せっせとあんだだよ
ふるさとの
便りは届く
いろりのにおいがした


(2番〽)

かあさんが
麻糸つむぐ
一日つみぐ
おとうは土間で
わら打ち仕事
お前もがんばれよ
ふるさとの冬は
さみしい
せめてラジオ
聞かせたい



(3番〽)

かあさんの
あかぎれ痛い
生みそをすりこむ
根雪もとけりゃ
もうすぐ春だで
畑がまってるよ
小川のせせらぎが
聞こえる
なつかしさが
しみとおる
なつかしさが
しみとおる

(了)
持ってない手袋を
編んでくれたね、
あったかったよ。

有難う。
長生きしてください。


だが今はもういない


この歌の文字をうちこみながら
懐かしい記憶がホップアップして、
活字打つ手が、ふっと止まる。

そしてふっと、忘れている自分にきずく。

ついこの歌に向かって話しかけたくなる。
もうすぐ春だよーーーーーーと。



ありがとうございました。
おやすみなさい

良い夢を。