一転して、ほんとに寒い日になった。朝起きができずに、
床から離れがたい。
気合を入れて、一気に起きる。
めくれる布団で、小さな気流の渦ができて、これがまた
頬をなぜるような気がして、身がすくむ。
素早く着込む部屋着の冷たさを感じながら耳を澄ます。
最近は少し病気がちな、かみさんの元気なことを確認する。
そして
下階のリビングから、漏れ出るテレビの音がかすかに
聞こえるとホッとする。
やはり元気が一番とつい弱気になることが最近有る。
*****
夜寝るときに、時々睡眠薬代わりに、ポロロンとした
優しそうな演奏を聴いている。
ギターの曲 、
「禁じられた遊び」。
この曲のギター演奏は
心の琴線を揺さぶられます。人によりますが私は
ピアノもいいですが、やはりギターが好き。
柔かい音質がういい。
ふと、思ったのですが、 ギターで
最近はまっている 「月の砂漠」を
ギターで聞きました。
●〽 月の砂漠 ●〽
作詞:加藤まさを
作曲:佐々木すぐる
〽
月の砂漠をはるばると
旅のらくだが 行きました
金と銀との くらおいて
二つならんで 行きました
〽
金のくらには 銀のかめ
銀のくらには 金のかめ
二つのかめは それぞれに
ひもでむすんで ありました
〽
先のくらには 王子さま
あとのくらには お姫さま
乗ったふたりは おそろいの
白い上衣を 着てました
〽
広い砂漠をひとすじに
二人はどこへ 行くのでしょう
おぼろにけぶる 月の夜を
対のらくだは とぼとぼと
砂丘をこえて 行きました
だまって超えて 行きました
(了)
歌声と違う、しっとりとした演奏は、
深い幻想の世界に迷い込みみそうで、
たっ迷奇が出ます。
弦の虜になります。何回も聞きました。
そして、砂漠に染み入るような曲
心にも染み入るような曲
ありがとうございました。
おやすみなさい。
完。