宇奈月ブログ

人生の旅人

東芝の上場廃止と再建

東芝上場廃止が確実になりました。

そもそもなぜあの超優良企業が、
廃止になるなんて一般市民は考え
も しなかった。

知らない間に企業内では
不正と認められる経理上の
慣行が行われて
いたのです。

その慣行が、2015年、
明るみに出て、その全容が
裁判によって明るみになりました。

7年間で正常な利益に、かさ上げが
おこなわれて、正常利益にさらに
2200億円が積み上げられて
いました。

三者委員会はこの行為は、
「さらに利益があるように
見せかけた」
意図が明確と指摘して、
「かさ上げが目的」と厳しい
指摘がなされました。

そして3月28日
個人の判決としては、
歴代の社長、副社長、旧経営陣
15人の内、裁判で5人に3億円
余りの賠償を命じられました。

また東芝は、会社に対する背任行為
で会社に与えた損害は、大きく
社長を含む旧経営陣5人には
32億円の賠償を求めました。

その後、経営判断の甘さから
追い打ちが続ことになりました。

16年
買収した米国の「ストーン
&ウエブスター」社を買収した
資産価値を再評価したところ
1兆円に近い不良か見つかり
東芝は一気に斜陽会社に
沈んでいきました。

その後、上場廃止の話が
持ち上がり、簡単に言えば
現在の形に落ち着きました。


買い付け価格 1株 4620円、
総額2兆円は、3月の話し合いの
時に決まっていました。

日本産業pによるTOB(公開
買い付け)は8月8日から
始まりました。

応募の期限は
9月20日であったのですが、
すでに今日20日において
全株の2/3を上回る応募が
された模様です。

正式な発表は21日に
行われるそうです。

臨時株主総会を経て年内に
上場廃止となる
事か決定の見通しです。

日本の超優良企業であっても、
に通しの誤りからこのような
結果になったことは、ほんとに
もったいないとしか言いようが
有りません。

日本資本会社が海外企業の
買収後に、子会社化した
小会社を、いいようにかき
回されて破城した事例は
点在していると言われて
います。

東芝は視点を変えて、数年後の
再上場を目指して、銀行団の監視
と支援を受けて、ファンド傘下の基で
再上場を目指すことを鶴首します。


NHK
(2023年3月28日 19時31分)
https://www.msn.com/ja-jp/money/business/
朝日新聞デジタル」参考



ありがとうございました。


完。