最近の歌会員の中で、裏声を
時々出す会員がいます。
その発音に少し興味がわいて
昔、マラゲーニアを聞いたこ
とがあり
裏声で歌う歌手がいたことを
思い出しました。
マラゲニアの発祥地はどこかを
調べてみました。
アンダルシアと言われる州が
スペインにあることが
判りました。
スペインの南部に当たる自治州の
ひとつであり河川や農地を含む
87，600km2からなる広大な
地域であり、おおよそ850万人が
住んでいます。
その地域に派生する音楽（民謡的な）
にアンダルシアを色濃く残している
マラゲーニアと言う音楽があります。
そしてこの音楽は、伝統的な
アンダルシア地方の音楽の
演奏の一つだとわかりました。
そこでは、伝統的なスタイルの
一つに分けられて、マラガ地域の
初期のファンタンゴから派生した
音楽の一つであり、カンリブレに
分類されるようです。
19世紀には、フェラメンコ
スタイルとなりました。しかし
フラメンコスタイルと違い音階、
リズム、に規則性がないため
マラゲニアは、ダンスとしては
使用されません。
（ウイキペディア）
力強いの歌唱、
エネルギッシュな声
そして、柔らかい裏声、
の魅力。
ここにあります。
マラゲニアを歌うこの声は、
全体を流れる強いリズムの中で
裏声は、ほっとする何か心が
洗われる気になります。
そして聴衆を引き付ける
魅力はここにあるような気がします。
森繁久彌の見込まれて、
森繁劇団での芝居で
流しで出演したことは
あまり知られていません。
ありがとうございました。
完。
