宇奈月ブログ

人生の旅人

つれずれなるままに「自分の早起き」ごとを書きく。

一年の内、有るか無いかだが5時ごろ
突然目が覚めて、朝起きしたくなる
時がある。

就寝が1時過ぎであったとしても
十分に睡眠が足りている錯覚が
脳を満たして、常識で考えても眠りが
足りていないのに、目がさえるのである。

昨日はそんな時にあたった。

いつもは、いつもは寝る時間が
足りているのに、すぐに床から
起き上がれず、時間を引きずって、
最後は気合を入れて起きる。
というそんな日常である。



季節が、春頃であれば、いそいそと
寝具を運動着に脱ぎ変えて、
風の温かさ、花の香りをかぎながら
朝の散策に出かけるのだがーーー。

だが、
時期は 冬。

****
まだ暗いので、動ける時間まで
まった。

どこかに行く車の音が、聞こえ
初めるが、遠ざかると、

かわって
耳を澄ますとその時間の中で、車庫の
方から音が聞こえる。
とんーー、タンーー、たん‐‐。


なんの音だろうか。

思えば、

すぐ頭に音の出る場所がうかんだ。

屋根の水が地面に落ちて
水受け升にたまった水のはじける
音だった。

どうも雨らしい。でもひどい雨では
ない様。散策の計画もあいにくで、
残念あきらめた。

そうしているうち空が明るくなり
雨をたしかめると、
寒さが、身に染みる。

深呼吸しながら、散策をあきらめた
自分の気持ちを
庭に風景に移す。

ふと、思うにもう2月が目の前、

若者は、バレンタインに気を向けるが、
初午、節分
がついそこに来ている。
この行事が済むと、春は駆け足で
やってくる。

わが家の植物の内「藤の花」はまだ
眠りについていて、咲き残っている


モミジのわずかな量が、趣があるが
哀愁を誘う。



散ってゆく刹那がものかなしい。



枯れかけていた「蟹葉サボテン」
に花がついていとおかしと思う。
来年がたのしみです。



生きとし生けるのが、躍動する時期が
もうすぐやってくる。

生きとし生けるのに今日のこの雨は
恵みを与えている。


お立ち寄り
ありがとうございました。


完。