9時、家の気温は27度
ゆっくりと庭に出る。
アシスタントで
気温を聴く。
32度
じりじりと油地獄のように
塗りつける暑さが体を覆い始
める。
庭に出て、体を伸ばす。
ときどき
行きかう言う人の澄ました表情にも
うんざりした空気が漂う様。
遠くからごみの収集者が来る。
今日は空き缶などの燃えない
ごみの収集者だ。
そういえば、先週は
倉庫のかたずけをしたな。
壊れ物、空き缶、ガラス瓶、
みな 一緒やったな
心でつぶやく
いつもご苦労さん。
助かってます。
やがて、
救急車のサイレンの音が
きこえる。
最近は救急車のサイレンが多い。
週に 2~3回はある。
気温のせいかもしれないね。
家族のひと
大変だね。
すべての身の回りのひと
巻き込むからね。
健康が大事だと
サイレンの音で
気付かされるね。
もう一度言おう。
ごみ収集、も救急車も
ありがとう。
ありがとうございました。
完。