宇奈月ブログ

人生の旅人

性善説の諦めか

一年ほど前のことである。

外出のとき玄関で雨降りの床で滑り
体制を立て直すとき左手首を捻挫して、
治療で整骨院に通っていた。
今は、すっかり治っている。

当時、外科病院に予約を入れたところ
予約が取れなくて、今の院に行くこと
になった。

問題の捻挫部分が痛みはあまりないが
治りにくいようで、長くかかっていた。

はじめ受付出たときには、整骨院では
根ほり葉ほり病院のようにその症状を
聞かれた。

この捻挫にかかる前は、腕の具合は
どうでした、とか
腕にこの捻挫以前に腕に痛みは
ありましたか、
今何か薬は飲んでいますか、等。

当時は
診断を正確にするための質問だった
とおもう。

今思うと、この捻挫は保険が利くか
どうかも同時に判断していた
のだろうかと思う。
確か保険で治療費を支払ったし、

保険事務所から使われた治療費の金額の
記載された封書がきていた。

金額は、割合を考えれば、ただしかった。

ふと思うのだが、不良請求の事件が
ふと頭をよぎった。

患者の治療日数をごまかして保険料を受け
取って請求し受け取った事件もあった。

また、
通院した患者の交通事故がらみで通院日数を
水増しして保険会社から、80万円を搾取する
自件が発生している。(8月25日静岡新聞

交通事故の絡む治療費は、総合単価が高いから
すぐ高額になる。
わからなければと不遜な輩が手を染める
ことになる。

大方は、国の補助金、医療の不正受給、
コロナに関する不正取得詐欺事件などと
公の公金が狙われていることである。

整骨院以外でも
職種は違うが、グローバル・キッズ
大手保育所が保育士の勤務人数を
水増しで2,200万円を搾取した件
については
ある程度私は、起こるべきして
おこったと思う。

全国で174の施設を抱えていて、
2016年にプラアイム(旧マザーズ)に
上場している企業が、聞くところによると
会社ぐるみであったことは悪質である

社会的に模範的に信用されるべき
大手が不正作用について自浄意識の
無さには批判されても仕方がない。

日本人の
ある程度、性善説に従っている分は
もうあきらめる時期であろうと思う。


でも性悪説にも反論する人多いが、

2001年ERINAのコラムに
青学大国際政経学部教授
袴田茂樹さんが

性善説と日本人」
(2001/09/01 著)
を書しておられるのは興味深いし
参考になる。


ありがとうございました。


完。