宇奈月ブログ

人生の旅人

1ドル=134,14円を付ける。

最近、外為市場で円安が
続いています。

言い方を変えると国力が
弱って来たといえるでしょう。

今年の初めは、対ドル100円前後で
安定していましたが、

今月、6月6日には131円を付けて
今日8日にはついに134円14銭で
取引されています。

これは、2002年2月
の20年4ケ月ぶりとなります。

なぜこのようになったかが、
社会情勢にも金利政策の動きで
見えてくるようです。

金利政策では、いままでは米国も日本も
市場にお金を大量に流していました。

日本でも盛んに新聞で書かれた通り
安倍晋三氏の唱える「アベノミクス政策」
などは典型の政策でした。

企業が借りやすくなるためでした。
ところが米国の景気が良くなるにつれて
次第に米国のインフレが止まらなくなり
抑える必要がありました。

IMFの4月の予想では、今年の
インフレ率も7,7パーセントを超えると
予想しています。

その理由では、米国の景気が良くなり、
物価が次第に高くなり、その物価高が
金余りの中で、止まりにくくなったから
です。

金利を高くして、お金を借りにくくして
お金の流れを抑えようとしたのです。

一方、金利が高くなると、企業の必要とする
金は、だぶつき、世界のお金が金利
求めて米国にやってきて、ドル/円に着目する
投資家たちは、円を売り、ドルを買う
方向に流れていきます。

こうした流れが起こり世界に影響を
与えています。

このまま米国が景気が良くて、
このまま金利差が
開いたままであれば、

日本円は強いドルには、負けて
そうとな期間の間は
さらに弱くなりうるでしょう。


日本側にとっては、どうなるかですが、
体力のない企業は、金利が高い分
経費負担力が増えて、減益と
なりかねなくなります。





ありがとうございました。


完。