今回、福田こうへいさんが師と仰ぐ
三橋美智也さんの歌を歌っています。
三橋美智也さんと言えば昭和30年時代曲は、
黄金時代を築いて、「三橋達也で明け暮れる」
ような時代を築いたレジェンドでした。
三橋美智也のまえに 歌手は無し、美智也の後に
歌手は無し」だった絶大な人気でした。
この歌はNHK出状歌の中でも比較的
初めの曲でして「初回のあの爆発的な人気
歌謡曲「哀愁列車」から5番目のNHK曲出場
の曲ですね。
詩の心は
自分が育てた若駒が買われていった。
あの時は、食いが細くて、育てられないかと
この時は、若ごまらしくなったな。とか
の思いが、詩ににじみ出ています。
美智也さんは詩の心情を、きめ細やかな
軽妙な節回しで(小節で)歌い上げていまね。
さすがに、民謡の第一人者ですね。
(これは私勝手思いです)
〽
わらにまみれてヨー 育てた栗毛
今日は買われてヨー 町へゆく アーアー
オーラオーラ 達者でナ
オーラオーラ かぜひくな
あゝ かぜひくな
離す手が ふるえふるえるぜ。
(歌詞: 1番)
方や,
福田こうへいさんの歌には少し東北の訛があります。
民謡には、元は路の地方の訛が入ります。
この訛が、時として大きな魅力となるのでは
ないでしょうか。
この訛こそ、おおきな力と言えますね。
純民謡の「津軽三下がり」もそう感じます。
何時も乍ら、歌手仲間に挨拶や接する紳士的なたいどは
、先代の岩月さんの筋を受けておられるのでしょうね。
清々しい気がします。
お二人を聴きましたが、
私にはあまり歌の上下はわかりません。
ただ美智也さんは
外に広がるようなイメージ、
方やこうへいさんは、束になって、
ビーム光線の様に突き進んでいく
ような気がします。
お二人とも聞き終わりには、
メロディがエンドレスで残りますね。
有難うございました。
完