宇奈月ブログ

人生の旅人

福田こうへいさん「哀愁列車」をこうへい節で歌う

この歌は、三橋美智也さんの歌。
1954年に酒の名前の歌(酒の苦さよ)
でデビューしてから
1956年に発売の第二曲目でした。
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第二次世界大戦が終わり(1945年)、
1950年6月25日にはじまった
朝鮮戦争が1953年に終わり、
戦争特需の恩恵を受けた日本が、
ようやく経済が立ち直った直後の
時代でした。

美智也さんは1930年11月誕生
しました。幼少の時から民謡を
再婚の母の指導の下に教育を受け、
すでに5歳の時から歌い、すでに
9歳では北海道の民謡コンクール
で優勝。
その後、キングレコードに認められて
専属歌手となります。黄金時代を築いて、
三橋達也で明け暮れる」
時代を築いて
キングレコードの「三人男」の一人
として名声を極めました。
今から見ればレジェンドでした。

この歌は1956年7回NHK出場の曲目で初めの出場曲でした。




〽● 哀愁列車 ●〽


歌手:三橋美智也
福田こうへい(カバー)
作詞:横井弘
作詞:鎌田俊与

1番〽

惚れて 惚れて
惚れていながら 行く俺に
旅をせかせる ベルの音
つらいホームに 来は来たが
未練心に 躓いて
落とす涙の 哀愁列車

心を断ち切るこの切なさが
歌を聴く心にしみます。

こうへいさん歌います。

www.youtube.com


切なさ、不安さが歌声に
にじみ出ています。

福田こうへいさんの歌には
少し東北の訛があります。

民謡には、地方の社会感があり、
その訛が歌を豊かにしている
と言えるでしょう。

こうへいさんは、三橋美智也
「わが師」と公言されています。

何時も変わらない、
軽い礼儀的な挨拶にも、
深々と会釈されるのを見ると、
長年の厳しい民謡の修行から
得られたのか、厳しい
岩月さんのがあった
からかもしれません。

清々しい気がします。




※今日ようやく、連続100文投稿に
到達しました。
いつも挫折していた
ダメ人間でしたが、
ひとえに各読者諸君に
読まれての達成と感謝
しております。



有難うございました。

完。