宇奈月ブログ

人生の旅人

そして------------思いもよらない出来事が

そして------------思いもよらない出来事が
待っていた-----------!!
         

私たちは、森口車庫行きのバスの停留所、

        • 当時OSビル付近にあったか
      • に向かった。

何時ものことだがすでに人垣が出来ていて、
乗り遅れまいと学生や帰宅する老若男女と
でゴチャついていた。

1,2台目は満員でスルー,、
3台目に来たバスに乗り込み、

手すりに捕まって満員の車内で
小さく揺れてながら目的到着を待った。

はじめは遅延もなく4月とはいえ車内は
初夏のイメージの中、バスは走った。
 
バスも久しぶりだな
9時までどないして時間つぶっそか---                 
考えてるうち、バスがストップ、
あと1時間ほどしかあらへんがな。

遅れたら明日上司に怒られるがな。
天六まで早よつけよ-----------つ。

駅は見える距離だがバスは
ストップしたまま、

体感としてずいぶん停車してたような
記憶がある。

すでに目の前、
左右の横は、行き場を失った自動車、

自転車が津波に押し流されて
行き場を失った漂流物ようだった。

やがて 乗客がざわつき始めた。
 
「運転手さん、何とかなりまへんか。」
二人後の人が言った。

無茶な言う人なや、と私は思ったが、
誰もおもっただろう。

それが合図だったようにあちこちで、
これはおかしいと気付き始めた。

窓を開ける者、しゃがみ込む
年配の女性、大きく咳をする人、

熱いようでネクタイを緩める人
ハンカチをそっと横顔に当てる人

私たちも限界にきていた。
何かに突き動かされていた

私は駅まで行けばタクシー 
なんとくなる------いまだ。
私は運転手に言った。

急いでます。ここで降ろし
てもらえませんか。

私の今のきもちは、自分からの
意思で冷静に言っている言葉ではなく、

何かに突き動かされていると
ゆうような状態でした。 

同僚の意向など考える余裕など
ありませんでした。

一呼吸おいて運転手は、
待ってください。危ない、危険です。

とにかく、急がなあきまへんので。
時間がありません。すんません

運転手、

                    • もうす駅です。

                           
待ってください。危ない、危険です。     
                            
少し間をおいて 
運転手は 
では -------こちらで降りる方!!。
前のほうに移動ください。
臨時に 止まります。
                                      
奥や、左右からと、三々五々、
集まり 5~6人集まり、
弾むように降りて私たち加わった。 
一斉に、本当に一斉だった..
すぐに天六駅に走りながら、
タクシー乗り場に向かってはしった。
幸いにも
タクシー拾うと、ぐったりと
座り沈み込みながら 
2人で「-間に合った」と思った。

2人で少しの会話を交わしたのち、
会話が途切れ沈黙して

しばらくたって
「ドドッド」と、どこかしら聞いた
ことのない音がして、

私たちを車ごと揺らした・
 車が横滑りしたようだった。

運転手は何ですか、いまのは。
危ないね、ハンドルとられましたわ。

何か起こったん違いまっしゃろか。
道を急ぐように運転手をせかした。

こんなこと今まで知らんわ、と不思議がっていた。
 しばらくして学校到着し二人は別れた。
彼の顔の表情は記憶にない
が、たぶん少しはこわばっていただろう。

 何事もなく式のスケジュール通りに進んだ。
わたしはいま記憶にないが、後輩たちと笑談、
よく食べた比較的安買った夜食べ、
懐かしい構内見学と、時間をつぶしながら
9時後ごに母校を後にした。

帰りは、片町線--
今のJR学研都市線----鴫野駅㎞あら帰宅した。

帰宅したとたん。
妻が「無事だったん」よかった-

      • と涙ぐむんでいるのをを今でも

覚えている。

テレビでの臨時特集では
放送していた。

    • バスに残っていた人達は----
  • どうしただろう。

私たちだけが助かったって

                • 事故ほんまか--------

でもほんとやな-----かわいそうや。
頭の中がぐるぐるまわった。
私も加害者のような気持ちになり
1ッカ月モヤモヤの気持ちがついて回っり、
整理のついたのは半年ぐらい経過した後
のようだったと記憶している。
一寸の不注意は人災を生み
今も大きな事故---
片町線脱線事故など------
は悲しいかな無くなっていない。


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E5%85%AD%E3%82%AC%E3%82%B9%E7%88%86%E7%99%BA%E4%BA%8B%E6%95%85

https://www.youtube.com/watch?v=kLdiKjaVexE

                                      
 
※何分遠い月日がたっている為、記憶違いも有ろうかと思いますが、できるだけ忠実にたどったつもりです。背景、事象が若干違うのはお許しくだされば幸いです。                                       

                               完