今年、10月18日日曜日
東京都調布市東つつじケ丘2丁目付近で
陥没事故が起こりました。
突然住宅の前の道路が、道路寄りの壁際から
道路まではみ出して、陥没しました(写真黒部分)
住宅地にお住いの方は寝耳に水の出来事で、
想像もしていなかったという事です。
この工事を行った当初からは、
工事の説明会が複数回行われていました。
多くの市民たちが説明会に参加して
おられたようです。
中には、住宅地の下に穴を掘ることに対しては
説明会当初から不安を抱く人もいました。
現場では、地下40メートル以下に直径16㍍の
トンネルを2列平行に築造したところでした。(〇 〇)
そのプロジェクトの名称は
「東京外郭環状道路工事(仮称)」
でありますよ。
その東京の市都圏の歴史的な道路の建設は、
昭和35年からはじまりましたが、
いまだに「3環状9放射状線」が
完了しておりませんね。
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でも集会での国、事業者側は、
非常に深い40メートル以下での横穴は、
表面に影響がないと、断言していました。
そもそも40メートル以下に穴を掘るのを
可能にした根拠は何なのか、ですよね。
根拠としたは、「大深度地下利用法」
によるものでした。
簡単に言えば、一般人には利用できなくて
公共の用途に寄与される対象物が、
難しい審査を経て許可されるみたいですね。
この法律によって施行されるか、進行中か
を入れてもいまだに3件にとどまっています。
構造物の支持杭などは、40メートルを超えるものも
ありますが、特別に緩和規定があります。
その後、工事は進み、その後調べた住民は、
次のことを知りました
ボーリングーの本数が不足していたのです。
つまり、
※ 200mごとにサンプルを取る必要を、
992m毎に間引いて実施していた。
(穴を掘り、土を採集して、地盤を
性質特殊な機械で調べ、どの工法が
適しているかを掴んで、最適な工法を
採用するための大切な準備工事)
――――この資料により地盤耐力が
決まります。)
この道路陥没事故により、おおむねこのトンネル工事
と道路陥没事故に「因果関係がないとまでは言えない」
との証言を引き出しました。
そして保障の話にもつながっていきそうです。
郁々はリニア新幹線にも影響を与えるでしょうね。
HARBOR BUSINESSによれば
これとは平行に、被害者有志からなる訴訟
が進行しています。
ありがとうございました。
おやすみなさい。
完。