宇奈月ブログ

人生の旅人

最もむつかしい病に光


レカネマブと言われた薬が
国に承認されました。

あまり聞きなれない名前ですが、
アルツハイマー型の認知症
治療薬を指します。

製薬会社「エイザイ」が開発に
成功しました。

今の症状を進行させないよう
にする効果が認められることで
承認を得ることが出来たと
いうことです。

認知症の症状としては
・物忘れがひどい記憶障害
・時間、場所がわからなくなる
見当障害
・理解、判断力の低下
の症状がみられるのが顕著の
所見が見られます。

病を総じて認知症と判断した場合、
その病名の分類は、
アルツハイマー認知症型があり、
他方は一つの形は血管性型、
レピー小体型、前頭葉
認知症病が有ります。

アルツハイマー認知症では
簡単に言えば脳の海馬と言う器官を
中心として神経細胞が減少して
脳の中にアミロイドβがたまり、
その影響で記憶を消失します。

今回の承認薬レカネバブは
アルツハイマー認知症
症状の進行を抑える効果が
あるものとして承認を受けた
のです。
全体の7割以上がこの
アルツハイマー
認知症となっています。

そして
この形の症状は医学的に解明
されてきたことを紹介しますと
脳の中にアミロイドβ
(タンパク質)が蓄積していき、
脳の健全な働きを低下させていく
症状と言われています。

私が思うに
脳全体の増えていくことで、
神経細胞を変化させ、脱落させて
脳の萎縮となり、記憶の欠落や
見当の欠如、理解判断力の低下と
顕著な症状に陥る症状が出る
ということでしょうか。

日本も米国からは1年遅れて、
治療薬として承認を得ることが
できました。

「優先審査」枠が適用されて、
来年の審査が繰り上がり
今年になったということです。

日本では、2005年以降この罹病
の中で、①軽度認知障害
②早期アルツハイマー病者をあわせて
600万人程度の幅で推移していく
とエイザイ製薬では予想
しています。


この薬剤の治験者の中で
は20%の脳の小さな出血、
むくみが見受けられています。

承認されたばかりの薬剤ですが、
実際に投与されるのは、
30年ごろと言われていて
実際の使用には、
長い待ち時間があるものの

現在患者の人や未来の有る
若い人達が、脳と言う体の
司令塔が罹れば未来がない
病の進行に歯止めが掛るのを
知ったことは、大きな喜び
と励みとなるでしょう。

(日刊毎日2023/08/228/22、SNS
より参考)



お立ち寄りありがとう
ございました。


完。