宇奈月ブログ

人生の旅人

東証格下げ企業177社の憂鬱。


ホトAC

東証のプライムからスタンダード
の区分に20日、177社が格下げとなった。
(自主的に移行した企業)
その企業(企業の一部)は




(日経電子版より)


上の表で示すように
117企業の今後の運営はどのように
変化するだろうかと考えてみた。



スタンダード移行の処置は
自主的に移行を証券取引所の承認した
形であった。
今の地位(プライム)を手放すのは
東京証券取引所はついに昨年(2021年)から
の改革を決断した。

1. 格下げ企業の方向

企業としても、格下げ処置は企業の評価
の面から、大きな損失ではないだろうか。
表向きは、ほとんど会社としての日常の
仕事の進め方には変わりはないけれど、
対外的な企業の評価が低下した今日、
深刻な事象に向き合うことも
多くなるであろうと思われる。

どんなことに大きなエネルギーを
使わなければならないかを考えてみた。


プライムの格下げされた東証の企業には、
さまざまな難関が待ち受けています。
以下に、その主な課題や難題は
次のようなことではないだろうか。

2.企業の修錬

格下げの企業は、東証の規則を
守りながらも
①資金調達の困難さ:
資本市場からの資金調達が難しく、
株価の低迷が起こりうる。

②新しいプロジェクトの実行や成長の
ための資金が思うように集まらず
もう一歩の伸びが停滞するか
低下する可能性があるかもしれない。

③銀行からの融資について融資を
受けるときに、格下げにの実績に伴い、
企業の債券の金利が上昇し、
財務リスクが増大することが
うかがわれそうです。


④また、 高い金利は、債務の返済圧力を
増加させ、キャッシュフローに負担を
かけることも想定できます。

⑤格下げによって株主にとの間に
信頼性か低下し固定していた株主の
株離れを回復するために努力が
必要かもしれません。そのためには、
企業は、透明性を高め、経営の
透明性やガバナンスの向上に取り
組む必要があろうかとおもいます。

⑥特に、財務報告や情報開示に対する
要求が増え、コンプライアンスに関する
リスクが高まります。

ステークホルダーとの信頼構築:
格下げ企業は、顧客、取引先、
従業員など、各種ステークホルダー
との信頼を再構築する必要が
あります。
企業の信頼性を取り戻すためには、
誠実な姿勢と戦略が不可欠です。

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総括すると、プライムの格下げを
受けた東証の企業には、資金調達、
財務リスク、法的規制、競争、
多くの難関を如何に回復していくか。

企業としてのコンプライアンス
守りながら、格落ちした企業としての
出来なかった事象を総括して、
株主との信頼を取り戻す努力を惜しまず、
効果的な経営戦略を経営に生かして
再度プライムに挑戦することを
願っています。



ありがとうございました。


完。