宇奈月ブログ

人生の旅人

春は啓蟄の言葉から実感が。

知人の話では、もう鶯の声を聴いたと
言っていました。

春だねとも言っていました。
これから機会を見つけて出かけるぞと
言っていました。

まだ私は、声を聴いていませんが、
鶯は春の訪れを表す俳句でして、
断らない限り春を表すらしいです。

鶯には、夏の終わりまで鳴く様が
見得るから、春以外で鳴くのに
春の季語とはおかしいという
人もいるようです。

その鶯を春の季語で使うのは、
ずれていると言えなくも
ないですね。

春の季節をはっきり春の現象だと
言える言葉があります。

それが「啓蟄」です。
春を表す季語で中春を感じる時
使われると言うらしいです。

3月6日は今年の「啓蟄」でした。
暦の上でも春になったんだなと思いました。

新暦は、1年を12か月に割り、それぞれを
さらに春、夏、秋、冬の「季節」をちょうど、
「春は2月~4月」「夏は5月~7月」
「秋は8月~10月」「冬は11月~1月」とに
4区分に分ける。
その歴をさらに12に分割して「二十四節気
なるものが出来ています。

そして「啓蟄」はこの「二十四節気」の一つです。

例えば春を考えたとすると、
春は 立春――>雨水――>啓蟄――>春分と、
と移り過ぎていきます。

やっと「気持ち」でも「暦」でも春が来たと
思いました。

土の中の虫、蛙、などが土から出てきて
活動を始めたことを指すようです。

実際には、虫の活動はもう少し後に
なるようですが。

いずれにしても、人が活発になるのも
この時期で、コロナの影響も下火となり
不安の少なくなった今年の春は
大いに楽しみたいですね。





ありがとうございました。

完。