宇奈月ブログ

人生の旅人

大坂北区 医院火災の消防法について

再送:事件の起きた日の訂正7日と書いていたのを
7日ー>17日に謹んで訂正しました。(訂正済み)
すみませでした。

f:id:opop7976:20211222235339p:plain(yahooニュースより)

大阪市梅田 北新地付近で、12月17日、
10時20分ごろ、8階建て雑居ビルで、
起きた火災は、次第にその全容が
次第にわかって来ました。

警察、有力新聞の報道によると、犯人は
単独犯で、当日自分の住所(淀川区)から
決行する目的で、自転車にガソリンを積んで
大橋を渡り、自分が通院していたこのビル
(4階の医療機関「精神科」を開業していて、
心の病の治療として開業されていた)
の医院を襲ったと言われています。

その動機は、個人の恨みのはけ口を、
ビル内の放火により多人数を巻き込んで
一酸化中毒で25人を死亡させました。
許されない蛮行を平然と行いました。

さいしょの目撃した男性によれば、
火災が起きていることはわかった時、炎の勢い
以上に煙も多く出ていたようだと話を
したという。

ほとんどの犠牲者は一酸化炭素での
死亡だったと報じていました。


犯人は医院内の待合室で、ガソリンに
火をつけてたのですが、火力の勢いで、急激に
酸素が低下して、燃え切らないときに出る
大量の煙に含まれる一酸化炭素で死に
いたったのだと思われます。

ビルの構造ですが、
この事件のビルように階段、EVが隣り合わせ
はよくある構造で導線的にも合理的な
設計の一つと言われていて、この手に細長い
多くのビルは、この方法がとられています。

まして、間口が狭い分、商業スペースの居室を稼ぐため
エントランスホールを抜きにしたところの、
EVを出たらすぐ居室(≒居間)を作る場合もあります。
こう言うテナンビルは、

ワンフロアがワンオーナー

になる場合も多いのです。

戦略的に、居室面積を小さくして、それでいて
法的に消防機器を抑える方法が一部行われるのも
事実です。

次回、このようなビルの被害を回避するための方法や
こんなビルが、どうしたら被害から最小の被害で
免れるか、また消防法設備、建築構造提案を
(改正してほしい)ことを述べたいと思います。


がとうございました。


完。