宇奈月ブログ

人生の旅人

朝餉と記憶。


ちりめん山椒ご飯、奴、ハムと卵焼き

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脳裏から消えてもう数十年、いつもではないが
ふと思い出すことがあります。

相当昔のことです。
私が 小6年生の時のことでもう半世紀以上
になるわけです。

過去のブログで少し触れていますが

私は、その年の初め、小児結核にかかっていた
ことがわかったのです。

そして、国立の療養所に入院した時のことです。

突如、全身発疹が出て、一時、お騒ぎになって、
騒動になりました。

これまでは、過去には症状はなかったのに、
蕁麻疹が全身に出て、本人はこんこんと眠ったらしい。

食事経過の調べから、卵かけごはんを食べて、その症状が
現れたと判明した様だったそうです。

それ方の病院食では一切の卵料理は厳禁だでした。
それから、1年後無事退院し、家庭の食卓には
卵料理は乗らなかった。

その後中学卒業時のお祝いに、父兄にレストラン
に招待されたときに、

誤って、野菜サラダを食べた中に、卵の切り身が
入っていたのをうっかり食べました。

すでに遅し。何かがあるると思っていましたが、

あの苦しい反応はありませんでした。

しばらく、卵は固ゆでの「に抜き」卵をたべ、
徐々に柔らかい卵料理を食べれるようになり
今では、卵料理はなくてはならない
料理になりました。


久方の卵焼きの朝餉

  • 1、材料


① 卵二個
② 牛乳 大匙2
③ 砂糖―小匙2
④ 塩―一 一つまみ
⑤ 油-少々

2、作り方

①➝卵を溶いて、牛乳を加えて良く混ぜる
  さらに砂糖、塩を加えて、ダマが
  出来ないように混ぜる。
②➝角フライパンに油を敷く、強火であっためて
  煙が出る前に、火を落とす。





③➝溶いた卵を半分入れながら、卵の表面が
  しっとりし始める前に巻く。

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さらに残りの卵を入れて、全体で巻いて
作る。

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ちりめん山椒ご飯、奴、ハムと卵焼き

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息災を願う朝餉や寒卵
(中井敏子 作)




ありがとうございました。


完。