目次
1、●さくら草と 好き歌と●
2、●(1口メモ)●
1、●さくら草と 好き歌と●
ガラガラと音がする、後から思うに
雨戸の開く音だと気が付いたが、
直ぐには気付かなかった。
すぐに
顔いっぱいの日の光が差し込む。
目がまぶしい。
気持はまだ半分眠ったまま。
やがて気が付いた。きょうは下
(1階)で寝たんだと。
時計を見る。7時20分。
起き上がり布団上げや、
いつもの日課を流れ作業の様に、
半分無意識で歯磨きをする。
居間に落ち着き、
庭に出る。
うす紫色の可憐な花が、咲いている。
さくら草です。
家内が大好きな花で、
近所の方からもらって
大切にしている花です。
この花は「春を呼ぶ花」とも呼ばれ、
多くの皆さんに親しまれている花の
一つでもあります。
食事のあと、直ぐ庭に出て、
少しの水をやり、日の当たるところを
選んで置きました。
家に入り、耳を澄ますと8時10分
ごろにセットしたCDが鳴っていました。
色々ある曲ののうち
「峠ごえ」の曲が聞こえます。
「福田こうへい」の曲、歌詞。
「そこが山なら山より高く
鳥は怖れず飛び越える
あすを目指して生きてゆく
~ 。」
(3番の 1部)
ふと故郷から都会に出てきた数十年前
のときの記憶が起きる。
いまは後悔ない。
2、●(1口メモ)●
日本さくら草は
腕自慢の品評会も盛んに行われているのです。
また大阪府の府花と埼玉の県花でもあります。
また、
「日本経済新聞大阪版―1998年1月4日夕刊
19ページでは
「『大阪府民の花』が四日、草花では
サクラソウ、花木(花の咲く木)では梅に決まった。
『府民の花』は国際花と緑の博覧会、
関西新空港開港などを控えて緑豊かな
国際都市づくりを
推進するため府民にもっと花に
親しんでもらおうと大阪府が
選定を進めていたもので、
府民の人気投票、選定委員会の
選考などを経て決定した。
府民の投票(応募総数一万三千七百二十二通)
ではパンジー(草花)、
桜(花木)がそれぞれ一位だったが、
サクラソウは金剛山麓(ろく)に原生種が
自生しており、梅は古今和歌集で
『難波津に咲くやこの花(梅)冬篭り・・・』
と歌われるなど
大阪とのかかわりが深い点が考慮された。・・・」
(大阪市立中央図書館 (2210006)提供)
ありがとうございました
完