昨日は
朝から、まるで春が来たような天気。
いつものように、厚手のシャツにしようか、
傘を用意しようかとかの心配がなく、
もろ手を挙げて「いい天気!」と声を
張り上げたくなる
そんな天気です。
15度以上の体感でした。
天空の色も久しぶりに純正ないろに近く、
雲も申し訳程度にうかんでいました。
思わず庭に出て、空を仰ぎ深呼吸をする。
2月の未だ柔らかい日の光が、
庭の木々や建物に跳ね返り薄暗い
微妙な影を作る。
そしてこの光の明と陰の対が時間が経つと、
次々と移り変わっていく様は、
見ていても飽きない。
もうそろそろ3月が近くなり2月の末になると、
毎年猫の額ほどの畑を耕して、
土の手入れをします。
ミカンの木にも「寒肥へ」と言われる
肥料を与え、実りに備えて
木の力を蓄える手助けを考えています。
露台に座りまどろみながら、
外では近所の手前イヤホーンで
自分の好きな曲を聞く。
やはり「福田こうへい」であり、
「南部蝉しぐれ」、「
峠ごえ」などを聞く。
キーが高いので、気持が自然にシャンとする。
いつの間にか背筋が伸びている。
私にとって「南部――」はその感が強い。
有難うございました。
完