宇奈月ブログ

人生の旅人

昼下がりの道行に思わぬ自分の心の回想の一瞬を想う。

昼の食事済まして、川べりを自転車で
チョコとした急用で走っていたころ、
近道したのに道を間違えて、
工事中の通りに差し掛かった。
迂回して走り続けて、有る角を
曲がったら大きな病院に出会った。

よく見ると、かなり大きな病院に
出会った。
入院等も備わった、しっかりした
病院に見えた。

門を通り過ぎるとき母親に
引かれたまだ幼い
小学生ぐらいの子供と母親らしい
1組にあった。
母親は、その子の手をにぎり、
門の外にでてきた。

その子を見たとき、
ふと昔、幼小の小学校時代の時に
幼児結核で入院していた時の思いが
湧き出てきてきた。

そして当時のつらい感情が、
こ子が入院していなかった
かもしれないが、この状況で
この子供と重なった。

自転車を走らせながら、優しく手を
ひかれている母親の手のぬくもりが、
伝わってきそうな気がした。

一瞬の懐かしい思いだった。
どんな事情でも幸有れと思った。




ありがとうございました。


完。