ついに日本円はドルに対して151円97銭
と、過去2年の151円90銭を超えて
34年ぶりの円安となりました。
翻って、3月19日の日銀の政策会議で、
17年ぶりに異常ともいえるマイナス金利を
解除されることとなりました。
アメリカでは景気がよく国民の購買意欲も
盛んで、どこまでも物価が高くなって、
警戒感からFRPは金利を7回以上
にわたり金利を上げていきました。
その結果
日米金利差はどんどん開いていって、
日米の間には金利の差が自然にできて、
投資家は円を売りドルを買う流れが強くなり、
ドルを欲しがる圧力は増加していきました。
金利を上げるのは、アメリカの購買力が旺盛
である事で、更にインフレになるのを抑える
ためであります。
あおりをうけて、日本は急激な円安に
つながりました
過去22年2月頃の日本はおおむね
115円前後でしたが22年10月には
一時ザラバで151円94銭を付けました。
今年にはいっては148円~150円のレンジで
動いています。
日本では、物価の上昇で生活は苦しく
なりましたが、円安をこの天賦のチャンスと
とらえて、利益の最高益の企業が
続室しました。
NHKニュースによると
ここに、日銀は、消費者物価が2パーセントの
ラインの予想見えてきたことと、企業の
高利益の蓄積で賃金への還元が見えたと
判断しました。
このタイミングで「マイナス金利の解除」を
判断しました。
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昨日(26)から今日にかけて、150円を軸に円/ドル
の攻防が始まっています。
これ以上円安は、物価の安定に弊害が出ます。
さらに過ぎれば、インフレが怖い。
ハイパーインフレの道はないでしょうが、
怖いシナリオですから。
押し戻して130円どころがいいのでは。
日銀、政府の攻防が激しくなるのは
必至でしょう。
昨日から今日にかけて、150円を境に円/ドル
の米国との攻防が始まっています。
ありがとうございました。
完。