宇奈月ブログ

人生の旅人

果物の御中元を受け取る。

8月がスタートした。今日で2日目。
そして、今日はよい日に当たった。

今日2日は月齢でいえば
満月であった。


ちょうど、24時15分の月齢

そして、何かの良い前触れか、
今までの中では最も早い中元が届いた。
宅急便で届いた。

それも、義姉の子供からであった。
子供と言っても十分な齢である。

昨年、義姉が亡って、葬儀に少し
手伝いをしたお返しかも。
だと気を回した。

小包みを手に取って見れば、
かなり重い。

小包みは、開けてみるまでが、
楽しいのである。

いろいろ想像するのである。

あの親子であれば、果物かな。

いや、前にこじんまりの鏡台が
欲しいと伝えていたので、それかな。

はてさて、欲しがっていた小型製氷器?

小鳥を飼いたいので鳥かご?

わしのが無いんかい。

とか思いながら

家内が包装紙を開くのをそばで見ている。

中から、つずら形の箱が出てきた。

表字には、メロンと書かれていた。



家内は、「やっぱりあの子らしいね」と
上機嫌。

家内が機嫌よければ、
何が届いても思いながら、メロンを
手にかかえる。

裏返して、尻を見るとまだ少し青いし硬い。

もう少し置いて熟すのを待つのかな~。と
少しだけ気がしらける。

それでもまだ嬉しさが強い。

その時まで、味の楽しみは封印
しておこうかと思った。


ふと外を大きな音でトラックが
通り過ぎていった。

一瞬、静かになった。

庭ではセミが鳴いていた。



ありがとうございました。


完。