今、思うのに、相当な時間が流れて行った。―――。
そして今。生かされている自分がいる。
4月半ばを過ぎて行った。
１）どんよりとした時間のなかで
２）思い出って？
３）心の歌
１）どんよりとした時間になかで
そして今日も時間が過ぎていく。
気が付けば、数日前はまだ、見えなかったのに、
今日は、蕾はかわいらしい蕾にかわっていました。
さわやかな、匂いは、まだ感じませんでした。
窓越しに前の道路を通る、背を丸めて、
ものを考えながら
ゆっくりと黄色い帽子をかぶった1年生でしょうか。
下校の姿で通り過ぎて行きました。
２）思い出って？
4月の新しい学校進学、就職や他のうれしい思い出
がありますが、
暗い思い出や、命拾いの思い出もあります。
それもごくたまに思い出すことがあります。
私は、少学生の時に、結核の闘病生活を
送りました。
小六の時でした。
1年間の闘病生活は、そんな
につらいくはありませんでした。
いろいろな国籍の人が入院していて、
韓国、中国の人もいて、遠い異国の
子供たちの代わりに、わたしは
大層可愛がられ大切に扱われました。
当時、子供の入院は、大層珍しく
入院していた大人達から大層
可愛がられた。
うれしく過ごした。
でも母親の見舞いにはかない
ませんでした。
その時に、やさしさについて、
おぼろげに体験することが
できました。
母は、週一度は必ず見舞いに
来てくれました。
そればまたまたうれしい事でした。
病院の裏には小高い山に連なっていて、
天気のいい日には、のぼって
はるかに見える「湖」を見ていました。
面会時間を過ぎるのが嫌で、機嫌が悪く
なったことを覚えています。
ここで、やはり思い出す歌があります。
３）心の歌</span>
●〽ミカンの花咲く丘●〽
歌手：拝田しょうこ
作詩：加藤省吾
作曲：海沼実
みかんの花が咲いている
思い出の道 丘の道
はるかに見える 青い海
お船がとおくかすんでる。
（以下略）
ありがとうございました。
完。
