宇奈月ブログ

人生の旅人

遠い記憶と「ミカンの花がさく丘」と

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時間が過ぎていきます。―――。

気が付けば、家のミカンの木には白い蕾が
咲き乱れていました。
今日は、蕾はかわいらしい花にかわっていました。
さわやかな、匂いは、まだ感じませんでした。

   目   次

1)しっとり雨あがりの時間
2)思い出って?
3)心の歌

1)しっとり雨あがりの時間

そして時間が過ぎていきます。―――。

気が付けば、うちのミカンの木には白い蕾が咲き乱れていました。
今日は、蕾はかわいらしい花にかわっていました。
さわやかな、匂いは、まだ感じませんでした。

窓越しに前の道路を通る、まだ小さな体の1年生が黄色い
雨合羽を着て通り過ぎて行きました。

その黄色の雨合羽が、濃い緑色のミカンの葉に映えて、
鮮やかでした。

2)思い出って?

4月の新しい学校進学、就職や他のうれしい思い出
がありますが、
暗い思い出や、命拾いの思い出もあります。
それもごくたまに思い出すことがあります。

私は、少学生の時に、結核の闘病生活を
送りました。
1年近く、山陰の国立病院(今の医療センター)
で過ごしました。
1年間の闘病生活は、そんな
につらいくはありませんでした。


いろいろな国籍の人が入院していて、
韓国、中国の人もいて、遠い異国の
子供たちの代わりに、わたしは
大層可愛がられ大切に扱われました。


当時、子供の入院は、大層珍しく
入院していた大人達から大層
可愛がられました。

うれしく過ごしました。
でも母親の見舞いにはかない
ませんでした。

その時に、やさしさについて、
おぼろげに体験することが
できました。

母は、週一度は必ず見舞いに来てくれました。
そればまたまたうれしい。

病院の裏には小高い山に連なっていて、
天気のいい日には、のぼって
はるかに見える「湖」を見ていました。

面会時間を過ぎる荷が嫌で、機嫌が悪く
なったことを覚えています。
ここで、やはり思い出す歌があります。

3)心の歌</span>

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●〽ミカンの花咲く丘●〽



歌手:拝田しょうこ
作詩:加藤省吾
作曲:海沼実

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みかんの花が咲いている
思い出の道 丘の道
はるかに見える 青い海
お船がとおくかすんでる。

(以下略)


おやすみなさい


完。