宇奈月ブログ

人生の旅人

春の歌を口ずさむ。

朝起きると、いつもの冷たい気温とは
違う暖かさが顔や手先を包む。

ふと気が付き庭に窓越に目を向ければ、
庭の紅葉の蕾も心なしか、まだ堅そうだが
しっかりしてきたよう。

遅咲きの藤棚はまだめを覚ましてはいません。
普通であれば、虫の姿が見えるのにまだ
見えない。

そそくさと、下履きをあわただしく履いて、
外に出る。

そろそろ表れる一番蝶のモンシロチョウが
来ているかを探したが、いつもの年であれば、
何処からともなく一番蝶として見られるに、
今年はまだ便りがない。
かわいいですからね。

もう少ししてからと、自分に言い聞かす。

昨日より、今日は体の動きが、心持ち
スムーズになった様に思う。

今日から3月。暦の上ではすでに春。
いつもの年であれば、鳥の声が聞かれるのに
まだ、聞かない。まだ姿を見せない。

3年前に屋根より高い気を切ったため
住処を無くしたからかもしれない。

今日から春だ。と思うと気持ちが
浮きたってくる。

東の山々は晴れ渡る空の色の中に片隅に、
綿雲が、すまなさそうに覗いている。

気が付けば、「北国も春」を
口ずさんでいた。

●〽 北国の春 ●〽

歌手:千 昌夫
作詞:いではく
作曲:遠藤実

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1番

白樺 青空 南風
こぶし咲くあの丘
北国の あゝ 北国の
季節が都会では
わからないだろと
届いたおふくろの小さな包み
あの故郷に帰ろかな 帰ろかな


(以下略)



生粋の都会生まれで、生きてきた人が
言っていました。


誰か忘れたけど言っていたのを
聞いたことがあります


故郷がある人はいいなあ  と。








ありがとうございました。。」


完。