「玄海ブルース」を聞いた。この歌は、
まだ10代のころの田舎での生活で、
よく歌った歌だった。
「かえり船」と同じくらい
よく歌った。
この歌の中の主人公は漁師だろうか。
サラチーマン的なクルーではなさそう。
漁師の生活を描いた情景を思わせる歌詞で、
彼の風貌に相っている気がする。
それがこの歌の特徴と思う。
歌の中からは、漁師の生きざまに心を寄せ、
その厳しい現実に焦点があたっている。
そう伝わってくる。
特に、家で待っている妻や子と
生きていけるために必死に漁をしている
漁師たちの姿の詩を情感込めて綺麗に
田畑さんが歌いあげている。
この歌のカバーを受け継いだ
こうへいさんは、その心意気を
受け継いで熱唱している。
民謡的な節回しのところも
あるのは、民謡出身だからの
感が強い。
●〽玄海ブルース●〽
情け知らずと 笑わば笑え
ひとにゃ見せない 男の泪
背負いらは 限界灘の
波に浮き寝の かもめ取
(以下略)
ありがとうございました。
完。