あいにく外は雨。
しかも3月にしては、少し肌寒い。
いつもは、売りに来る灯油業者の
呼び込みの声がしします。
いつも売り子の曜日は決まっていて、
わたしも、この呼び込みの声で、
ああ、今日は何曜だと意識します。
小糠雨と言うか、
霧のような雨はまだ続いています。
降ったりやんだりと、でも降ってるほうの時間が長い
庭に傘をさして出る。
雨が庭の鮮やかさを一層引き立て、
木々が普段より清しい感じがします。
雨は生活の上での私たちの行動に制約を
与えるけど、
草木観賞の面からは、
安らいだ清い感触を与えてくれます。
細かい霧の雨が降るような日は、
特に似合う。
日光を反射して日と陰のなかで、
風に踊る草木々の表情も良いと
感じるけど、
さらには雑踏の騒音を吸収して、
草木達を美しくしてくれる雨の
庭もわるくはないと思います。
この時期に降る小雨は景色の動から
静の世界に招いてくれる
道案内のようです。
そしてゆっくりと、雨の日は
時間が過ぎてい行くように思います。
ありがとうございました。
完