宇奈月ブログ

人生の旅人

私と 食事:  鰈(かれい) を食す -2 

久し振りに、家内が鰈(かれい)を買ってきました。

最近は食生活の変化で魚を食る方が少なくなってます。

でも我が家は、今日は「鰈の煮つけ」です

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簡素に、極力材料を抑えて、究極の煮つけに

チャレンジします。もっている「鰈」のうまみを引き立たせるお友は今回は

大根です。

今回、「鰈と大根」の組み合わさのみで作りました。これでも美味しいんです。


時間をおいて冷めた、常温を 

昔は「味が比較的淡泊で、臭みが少なて、

小骨が無いので、病人食として調理できたこと。,重宝されてました。

●レシピ

材料ーー2人前  


かれいーー2枚 有れば、細かい鱗(うろこ)を取り除く事で、
         口当たりが格段に良くなります。
  
  大根ー大、長さ7cm 乱切りが味が良くしみ込む

  濃い口しょうゆーー大匙3(味をみて増減)

  砂糖  大匙 擦り切れ2杯ぐらい(甘好きであれば追加)
  
  みりん 少々

   酒  大2

  水  150ml

  ショウガ3片

  梅干し みに合わして隠し味程度、
      酸っぱさがうま味を引き出す。


以上で調理しました。

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※「大根」の乱切りは、味がしゅんでーーこれもまた goo
  表面積が増して輪切りより良く染みます。


又しても我が家は、たんぱくで、柔らかい鰈(かれい)を頂きました。


有り難う・


ご馳走様でした。
         



<後記>
最近は、さかな料理が家庭の中で、あまりされなくなってるようです。
要因は、意外と理由がありますね。肉料理とくらべて、
手っ取り早さが、劣るのも、調理のめんどくささ、食材の組み合わせ、
等や、食後の始末が面倒と言われる方々が増えてきたからでしょうか。
寂しいですね。





※豆知識※
①昔、ヒラメ=エヒ(えい)
 大昔は鰈はエヒの仲間と
 考えられていた。比べてみれば、鰈と同様にエヒ(えい)
 も表が黒褐色、裏面が白乳食です。味は全然違うが、
 見た目からは、そう考えられていた様です。





②ヒラメと鰈の違い
「鰈」とヒラメ」の見分け方?
 つまり:「ひらめ」を表向きに並べ、腹を手前に向けた状態で観察す
と、目の向きは鮃は左向き鰈は右と言うことです。
鮃は歯が鋭利で、大口で、 鰈はと吻のような口で小さい門歯を持っています。
鰈は病人の比喩として使われています。
例えば 作家、吉川栄治作 「治郎吉格子」のなかには
病人は、干(ほ)し鰈(がれい)のように平たくなって、
昏睡(こんすい)していた。とあります。文学にも深く関わって
いたわけですね。
 ここで1句:自作 
 

ほろほろと 身のほどけしや 鰈かな 
  
 柔らかい鰈!!!