宇奈月ブログ

人生の旅人

生活ースポーツ: 鮮烈な思い出のシューズ修理

倉庫を整理していたら、3年前使用していたシューズが
目に入った。
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手に取って調べると過去のことが蘇ってきた。つらい思い出。
確かこのシューズで足の親指のトラブルになり、プレー途中で
リタイアした苦い思いが蘇ってきた。

最終2ラウンドの9ホール目で、きつい靴のために違和感が出て、
試合続行不能になった。久しぶりに上位にいたので、
9ホールに残る私、遠く消えていく仲間たちーーひどく落胆した。
足の親指に豆が出来てつぶれて、続行不能になったのです。
クラブハウスのカートを呼んで、ハウスまで引き返しました。
その日以来この靴は日の目を見なかった。

それから数年たって3月、鍵、靴修理の店 がオープンしたので、
あまり期待をしてなかったのだが、機会があれば、話を聞いてみようと
思う様になったが、行く機会がなかった。

ふいに今月その機会が訪れた。合鍵を作ることになり、ついでに重い腰を上げ
ストアーに修理を依頼した。
なんとかならないか。と店員に相談。はじめ
縦方向は伸ばすのは無理、
と言っていたが、話し合いで店側が、やってみましょう
と了解してくれました。

「伸長器」とゆう器械でセットして、写真が撮れなかったが。
要は長手方向に力を加えて3-4日そのままの状態で置くらしい。
そうして、時間と力をかけて修理するとのことです。
4日目の朝、シューズを引き取りに行き、検査履きを行った。

無事。親指に靴先が触れる程度まで、伸びていた。
この数ミリ伸びなければ、この靴がお蔵いりになったでしょう。
靴から言えば、私は、運があったのだ。生き延びれた
と言えるでしょう。

靴は見事蘇ったのです。

ただ店員は、「すべての靴が伸びるわけでなく、たまたま
お客さんの靴が 旨く行っだだけでーーー、とお考え下さい。」
と付け加えられたが、
経過はどうであれ、結果的にうまく修理。
私の心は、弾んだ。
この相棒とまたいけるぞと。

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旨く行ってよかったとのお礼の気持ちを店員に伝えて、
支払いをすますと、礼を言って鍵のコピーと靴を持って引き揚げた。

そして 今度は 私に運を返してと、無言で言った。





完。