宇奈月ブログ

人生の旅人

福田こうへいさん:流行歌とアイヌ祭歌の融合歌「イヨマンテの夜」を歌う

何回聞いても衝撃と、感嘆の気持ちが
体を回る歌が有ります。

イヨマンテの夜」の唄です。

イヨマンテの夜」は、日本の流行歌
の中にあって、この作品の作風は
他の作品とは一線を画す作品だと
思います。

流行歌は、人間の感情の葛藤を
表したり、愛情の有り方を歌ったり、
離別の時の愛情伝達などの
詩的要素を盛り上げたりして
作品になっているようです。

それに対して、
この曲は、1950年1月に発表され、
作詞は菊田一夫、作曲は古関裕而
よるものであが、
歌詞は、アイヌ民族
儀式である「イヨマンテ」を
題材にしており、その独特な世界観と
メロディーが日本の音楽史に大きな
影響を与えています。


福田こうへいさんの歌声は、
彼の高音は非常に力強く、聴く者を
圧倒します。

特に、高音は、曲の神秘性をオリジナルの
持つ魅力をとして表現しています。
福田さんの高音は、空間を切り裂き響き渡る
かのようなクリアさを持っており、
曲の持つ儀式的な荘厳さを効果的に
伝えています。


この歌を福田こうへいさんが歌っている
ことを聞いてフアンの私は大いに興味が
あったのです。

こうへいさんは、もともと民謡歌手、高音階が
得意です。
高い音階の曲を難なく歌い上げる技量
のすごさは本当に魅力的です。

サブちゃんが「いずれ歌の宝になる」と
言わせしめた実力が、いかんなく
歌に出ています。

この歌は、こうへいさんの最高の歌みたいに
思えます。

彼の歌には、出だしから高音域の歌が
多いですね。  例えば、彼の歌で
「峠越え」
などは、代表の一つです。
細川隆さんも歌っていますが、高音域で
見ますと、こうへいさんの高音域は

高音部の迫力は、やはり福田こうへいさんだ
なあ~。

と感心します。

高音で、しなやかに伸びやかに歌い
上げています。

何回もこの歌をリピートすると、暗そうな
曲なのに、暗いどころがなく
元気をもらえる気がします。

● 〽イヨマンテの夜●〽<歌詞>

歌手:伊藤 久男(オチジナル)
   福田こうへい
作曲:古関 裕而
作詞:菊田一夫

www.youtube.com


(1番〽)

アーホイヤアーアアア
イヨマンテ

イヨマンテ
燃えろ かがり火

ああ満月よ
今宵熊祭り
踊ろうメノコよ

タムタム 太鼓が鳴る
熱き唇 我に寄せてよ

イヨマンテ
燃えろ ほと夜を

ああ満月よ
今宵熊祭り
可愛いメノコよ

部落の掟破り
熱き吐息を 我に与えよ

アアアアアア…..(カムイホプニナ アーホイヨ)

ア―ホイヨ―ア―ホイヨ―イヨマンテ


(以下略:歌ネットより)




ありがとうございました。


完。