宇奈月ブログ

人生の旅人

日常生活に感謝と能登地震に思う。


洗面台の中から音がする。サーと。



今年最初に災害に遭った。
金曜日の朝だった。変わらない日々が
始まろうとしていた。

トントン階段を降りて、洗面所に
何も考えず、さも当然だと思う気持ちで
洗面台の前にたたずんだ。

サー小さな音が、浴場に接した
洗面台の前方で聞こえた。

すでに今聞こえ始めたような音では
なかったが、つい聞き流してし
まっていた。

いま思うと、事故だと思う認識は
なかったような気が無かった。

歯ブラシに歯磨き粉を付けて、
磨き始めた。朝起きた寝床から
起きたときの体温は、徐々に消え
失せて、感覚的

寒いなあ

と身を縮めると同時に、音を聞く
感覚がよみがえった。
歯ブラシを使いながら同時に、
聞き逃していた聴覚にも音が
伝わり

サー。

反射的に
おかしいと思いついた。

水道漏れ?


と、給水栓の場所に走った。

メーターを開けて、凝視!!。

一番小さなダイヤモンド型ボタンが
クルリ、クルリまわっている。

漏水 だ。
最悪.。!

すぐ止水栓をとめた。
ただちに、リホームしてもらって
二年目を迎えた大手施工業者に
連絡した。

0120からの電話で
通話できたものの、一杯の様子で
今日(19日)は点検はむつかしいと。

明日(20日)土曜日の2時頃には。
という。
仕方がないから了承。

その間の無駄水が流れて問題に
日常生活に支障が出て、トイレ、
食事、風呂に困ることが判ったが、
そのほかの良策がないもの
事実なので、夕方には夕食を早めに
終わり止水栓を締める
ことにした。

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そして、19日が過ぎ
20日(土)になった。

14時には、業者が来てくれた。

業者は、
止水栓を少しだけ開栓して

音を確かめて漏水を確信した
様だった。

すぐに台所の点検口から漏水場所に
入った。

濾水場所では、給湯部に10ミリ
程度の穴が開いていているとのこと。

と報告を受け手て
直ちに修理をお願いすることに。

材料の手配を取りに帰り1時間後に
帰ってきて道具と共に床下に
入って行った。

床下の作業で、空間40cmの
むつかしい場所であったので、
長くなるかと思った。

すぐ基栓を止めて、穴の開いて
いる給湯管の周囲を20cmほど
切り取り、新しいフレキシブル管
と取り換えた。


悪い穴の開いた場所

一日でも、水を使われないことは、
その不便が、大いにわかった。
何気ない日常が、この漏水で一変して
日頃の便利さが、身に染みて
有難いことと感じた。

翻れば、何気ない生活の中、
不可抗力とはいえ能登半島地震
起きた災害で、水道の使えない
不便さは、何十倍も不便だろうかと
早く正常になる日が早く訪れるのを祈る
のみである。



ありがとうございました。


完。