宇奈月ブログ

人生の旅人

告発社員はどうなる

ある大手の修理工場が揺れている。
客の修理する車にありもしない傷を
故意に付けたり、古いタイヤを付け替えて
新品のタイヤと装ってその差額(客は真偽は
わからないか、巧妙にカモして)を大手保険会社に
請求してたりや、

そして一台当たりのノルマが14万円となっていて
達成できない従業員には大きなペナルティが
課せられていたいたことが

日刊新聞に載ったとき、目をうたがってしまった。

さらには、場合によれば、ゴルフボールを靴下
にくるんで車体にへこみを付けてその代金までも
請求していたわけである。

一連の不祥事は
一社員の内部告発によって一連の予想もしない
事件が白日の下にうかびあがったのである。

この事件の告発がなければ、わかるにしても
相当な年月がかかっていたかもしれない。

その英断は、賞賛に値すると思う。

この発覚を受けて、会社は、コンプライアンス
正常な行使を義務付けることを約束した。

そして会社は、ペナルティとして
社長の給料の1年のカット
その他役員にはそお地位によって
適正と思われる給料のカットを行うこと
とした。

対外的には、会社として社会にお詫びを
したことではある。

たとえ、そうしても社会の評価は
これからである。

一方では、告発した社員は
どうなるのであろうか。
平たく言えば会社側から見ると
ニック気やつであり
社会から見ると素晴らしい
アイデンティティの持ち主である。

「はい、さいなら」で済ますのだろうか。
弁護士などの第三者のその身分の判断が
どうであろうか。

今まで会社を一途に経営してきて役員たちは
会社が、まるで無法の会社の機能を持ち合
わせていた事を、この社員によって
気付かされたわけである。

であるならば、この社員を会社に
とどまってもらい改革の一員として、
その成り行きを監視する
弁護士とともに一員となることを
願うものである。





ありがとうございました。



完。