宇奈月ブログ

人生の旅人

東電福島原発の処理水についてIAEA は認める。

IAEAは東電福島原発
蓄蔵されているALPS処理水の
放出について、報告書を作成
していましたが、

7月4日IAEAの事務総長
ロッシー氏より
報告書が岸田首相に交付されて、
同時に内容が公表されました。


その内容は要約しますと

1、 東電及び政府のALPS処理をした
一連の排水処理に関する方法は
国際的の安全基準に合致していると
IAEAは認める。


opop7976.hatenablog.com


2、1で処理をした汚染水を海洋に放出する
方法、その放出場所、位置については、
人体、環境に与える放射線の影響は、
無視できるものだとIAEAは認める。

3、この一連の排水の過程において
処理が終わるまで、積極的に進んで
コミットして、情報を発信して
行くことが、国際社会への透明性や
安心を提供するものとIAEA
考えている。

とのべています。

またこれに加えて日本側では、

日本政府、東電側では、
同報告書を基に透明性をもって国内外
に発信してまいります。
IEAEの情報を共有しながら、ALPS
処理法による水の海洋放出について、
国際社会の一層の理解を
醸成していくことを務めます。
と述べています。

7月5日会見でのIAEAのロジック
事務局長は、
「最後の一滴の放出が終わるまで
IAEAは福島にとどまる。」
との談話でした。


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政府が福島沖海洋に放出する
PLPS処理水は次の条件で行う
というものでした。

1,沖合に放出する排水は次の
条件となっています。

① 未処理の汚染水からトリチュム
  以外の 放射性を取り除く。

② 放流するのは、東電福島
  第一原発の汚染水から抽出
  できないトリチウムを海水で
  薄めて国の基準の1/40にして
  放出する。

③ 沖合1km以遠に
放出する。

2,今回の処理した東電原子炉から
海洋放出する水はALPS処理水
と言います。
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ありがとうございました。


完。