宇奈月ブログ

人生の旅人

必要としたウルサイ声の持ち主はーー、

「お騒がせしてすみません。こちらは
廃品回収業ですーー。」
廃品収集者の声が聞こえました。


もしや、あの正直そうな回収屋さん
だなと記憶がよみがえりました。

あけだるそうなゆっくりとし拡声器
の声。

ある日突然、その姿をみせなく
なっていました。

窓から
のぞくと、確かに見慣れた車です。
車体には
〇〇商店と書いてある見慣れた文字。

確かに
テレビを廃品で出だした車だ、
引き取り確かタダだったな、
古い壊れたコンポも廃品で出したな

おもいだしました。

ゴルフバック、ピアノなども
出しました。

一週間に一度はこの声をきいて
いました。

それを境にプッツリ以来音信なし
だったから、

余り縁がないにだけれども、
久しぶりに声を聞くと、

なんとなく懐かしさが
わいてきたり、みたいな気持ちに
なりました。

来なかったのは何んでだったの
だろうと思ったり、壊れていて
ひきとってもらう物はないかな
とか、
思ったりしました。

そういえば昨年自転車の古いのを、
ほかの廃品屋さんに出したな、
あの時は500円で引き取って
もらったとか、

また
あの時はタダで済んだけど
とか思い出した考えたり
た一日でした。


ウルサイけど
また元気でまた私たちの
役に立ってクダサいよと
願い思った一日でした。




ありがとうございました。


完。