日野皓正（ひのてるまさ）さんときて
ジャズ・フアンであればこの人を知らない人はいない。
渡辺貞夫、と並んでジャズ界の先駆者です。
親しみやすく彼を
ヒノテル と呼びますね。
昨日、昼番組「徹子の部屋」という番組がありました。
グランドゴルフ仲間、に聞くと贔屓にしている
奥さんたちも多い様。
長寿番組の一つであり、忘れている芸能界の人を
思い出して、記憶がよみがえる番組で
家内がよく見ている番組であります。
ちょうど帰宅した時からこの番組が
じまっていました。
そうした画面にこの 日野皓正さんが
トランペットをもって颯爽と画面に現れました。
もう当時から現在まで数十年にになるが
すっかり忘れていて、名前と姿が少しの間でしたが
一致せずにすっかり忘れていました。
ところが、テレビ番組「徹子の部屋」に出演
して、徹子さんの紹介で「そうだ日野さん」と
今の面影が記憶と結び付いたのです。
歯切れのよい音、滑らかな音階のジャンプ、
聞き手に広がるその力強音量、音階の代わり端の
鋭いターン、トランペットのいつまでも心に残る音、
響きなどで、よいしれてしまっていました。
トランペット奏者のお手本がすべて備わっている
ようにおもえました。
もう数十年前になるが、東大阪、永和の税務署近くに
ジャズ喫茶があり生演奏もやっていて、
場所を探しあてて時々通ったことがありました。
トランペットは、好きな楽器で、
ニニ・ロッソもよく聞いていました。
それからしばらくして足が遠のいて
今はその店がどうなっているかわかりません。
久しぶりに「徹子の部屋」で偶然見た
日野皓正さん８０歳のトランペットの演奏を聴いて、
そのすごさが再認識させられました。
柔らかい音になっていたように
感じました。
２００４年 ジャズ界で
紫綬褒章を授与されています。
ありがとうございました。
完
