7月23日に誕生日を迎えていた
人は誰かな
と
パラリと歴史を紐も戻くと
1935年7月23日生まれの
浅丘雪路さんがいました。
女優、舞台俳優、歌手、家元と
多彩な女性ですね。
その経歴は、
伊東深水（画家）の娘としてうまれ、
縁あって宝塚楽学校に入り
卒業後は宝塚歌劇団にはいる。
成績はかなり優秀であったようです。
それは彼女が芸能界に人生を
ささげる第一歩となたの
です。
芸能界ではおっとりとした話し方や
発言から笑いを取るキャラクターで
人気を呼んで、出演番組の
必要な人となっていきました。
1960年代には、夜の番組
「11pm」でアシスタントとして
番組をもりあげました。
私には男だけの兄弟だったので、
こんな姉がほしいなと思ったりした
時代でした。
その後、テレビでは、彼女の番組は
事あるごととに見るようになりました。
そして待望のヒット曲が生まれて、
よく聞きました。
こんな気持ちで女性から慕われる人って
いるのかな。
こんなに想われる人はどんな人だろうか、
チョッピり気恥ずかしいが、
願いながらーーー。
そんな若かった
頃でした。
その曲は
●〽「雨がやんだら」●〽
https://www.youtube.com/watch?v=osEKK9jN-BA
歌手：浅丘雪路
作詞：なかにし礼
作曲：筒美恭平
＊＊＊〽
雨が止んだら お別れなのね
二人の思い出 水に流して
二度と開けない 南の窓に
ブルーのカーテン 引きましょう
濡れたコートで 濡れた躰で
あなたは あなたは
誰に会いに 行くのかしら
雨が止んだら 私はひとり
ドアにもたれて 涙にむせぶ
雨が止んだら 出ていくあなた
冷たい靴音 耳に残して
あなたが作った インクのシミを
花瓶をずらして 隠しましょう
ぬれたコートを 濡れた躰を
誰に誰に 温めてもらうの
雨が止んだら 私はひとり
あなたのガウンを まとって眠る 〽
（了）
女優、訳者としての名声が高いですが
歌も立派で、紅白には連続8回の出演を
記録しています。
82歳（平成30年4月 没）の生涯でした。
ありがとうございました。
完。
